ライブ後。
1月 19, 2012 6-BLOG
Posted by
naoki
お腹が減ったのです
クリスマスライブ3days初日のライブ後。
打ち上げ後、早々にホテルに送り届けられた。
てか、連行された(笑)。
今後ライブが続くため (ほっとくと調子に乗って滅茶苦茶飲んで体調を崩しそうな俺を) マネージャーDUKが気づかってくれたのだ。
しかしながら、飲み会で話すのに忙しくそんなに食べられなかった俺は腹が減って、腹が減って・・・。
つーわけで、深夜のダンサンを徘徊~。
店はちらほらあるのだけれど、なんのお店かよく分からん。
気になるお店の前で立ち止まりハングルをゆーーーくり読む。
「へぇーーじゃーーんーーくーーーーく」
おっ、ヘジャンククじゃん!
ヘジャンククってのはお酒で疲れた胃を回復させるために飲むスープ。
カムジャタンと良く似てる・・・てか同じなのか!?
まーとりあえず店に入り、奥に案内される。
深夜に一人あらわれた、挙動不審かつ、外人の大男に店内に不穏な空気が漂う・・・・(笑)
メニューを読んでみるがなんだかよー分からん。
ヘジャンククが何種類かあるのだ。
お店のおやじさんに英語で尋ねるが、まーったくつーじない。
ゆーっくり尋ねてみるが、まーったくつーじない。
うむ・・・困った。
途方にくれて辺りを見回すと、後ろの席でサラリーマン集団がヘジャンククを食べている。
売られていく子牛のような目で見つめていると、見かねて説明をしてくれた。
なんだ、英語しゃべれんじゃん。
しかし、
「コレには何が入ってるんですか?」
との問いには一向に答えてくれず、代わりに
「コレが一番美味い。コレをあなたは頼むべきだ。」
とだけ言う。
「コレは美味い。よって俺は食べている。それなのに・・・お前は食べないのか!?」
的なニュアンスすら感じる。
よっしゃ、そんじゃ良く分からんがそれでいーや。ってことで注文。
てか、おっさんが既に注文ずみ(笑)。
料理が来るまでの間、おっさんから焼酎をふるまわれる。
「何しに来た?」
「歌いに来た」
「お前、歌手か!」
・・・大騒ぎ。
写真をいっぱいとられる。
騒ぎが収まったころ運ばれてきたのは
「ソンジ ヘジャンクク」
なんかの煮こごりが入っている。
んー!?レバーみたいだな。
もっかい聞いてみる。
「それは牛の血だ。」
なるほど。身体にはよさそうだ。。。
おもてたのとは違うけど・・・・
帰宅するらしく、おっさんたち立ち上がる。
「あなたのお勘定を支払わせていただけませんか?」
かっちょいー!!
うーん、見知らぬ人におごられる美女な気分・・・っつーのは冗談。
言葉も分からんのに、一人やってきた外人シンガーを応援してくれる暖かな気持ち。
それが牛の煮こごりとともにカラダに染みわたった。
口々に、がんばってーー!!
と言いながら、おっさんたちは去って行った。
カムサハムニダー
極寒の韓国で働き盛りのおっさんたちのぬくもりに触れた夜だった。