(6月ソウル)ツアー5日目。韓国初ワンマン@A-zeet!!<其の参>
7月 28, 2011 6-BLOG
Posted by
naoki
誰やねん、このオッサン???
・・・と思ったアナタ!
コラ、コラ、コラ、コラ!
この方はソウルの人なら誰でも知ってる、コメディアン兼、俳優兼、タレント兼、小説家の「チャン・グーリー」さん。
日本で行ったら・・・ミヤネさんぐらいか?
・・・俺も知らんかったんやけど。
A-zeetのオーナーKimさんの親友だということで特別にMCとして来てくださったのだ!!
実際この方が出ていくと会場がどよめいていた。
冴えわたっている・・・であろう話術!!
そして、湧きおこる大爆笑!!!!
すっげえー、この人。
会場のお客さんたち、かなり驚いてたみたい。
つーわけで、まずはイくんの演奏。
高校生とは思えない素晴らしい演奏!!
結構緊張していたみたいだったけど、すげーテクニックで会場を盛り上げてくれた!
繊細な音色、正確なリズム。
ハードル上がるやんけ、ワ~レ~
そんな気分になった。
映像はまた後日。
さーいよいよ本番だ。
お客さんは30人ぐらいか?
よーも、こんなわけのわからん日本人のために、こんなに集まってくれたよなぁ。。。。。
Kimさん、Duck、本当にありがとう。
ちょっとジーンとなるも、そんなことゆーてる場合ではない。
本番なのだ。
演奏で恩返しするのだ!
セットリストはこんなん。
1.手錠
2.FREE
3.JUVENILE
4.オジャパメン
5.エンレン
6.リビドー
7.鈴木くん
8.名前
9.NON-STOP!
アンコール
10.SKYSCAPE
一曲目手錠では喉の様子を見ながらおそるおそる・・・
とかやるかーボケー!!
最初から全力じゃ!
フルスロットル。
そもそも綺麗に歌い上げるつもりなどないのだ!
言葉もつたわらないんだから、言葉を超えて記憶に残る演奏をするしかないのだ!
とはいうもののヤハリ状態はイマイチ。
だが、次第にあったまってきた。
2曲歌い終えて、MC。
ワジュショソ、カムサハンニダ!(来てくれてありがとう!)
<ショソが言いにくい・・・>
オヌル、チュルギゴ ジュセヨ!(今日は楽しんでってね!)
<チュルギゴが言いにくい・・・>
ただ、おっ
上手く伝わってるよーだ。
ちょこちょことMCを挟みつつ、ステージは進む。
オジャパメンはやはりみんな知ってる有名な曲みたいだ。
よろこんでくれてた。
エンレンからは立ち上がって歌った。
その方が、・・・なんか大きく、そして伝わるように歌える気がしたから。
リビドー、鈴木くんでは手拍子も起こる。
嬉しいよね。こりゃ。
「名前」のストーリーは少し英語で説明。
みんな英語を全部分かってくれてるようだ。
ここらへん、凄いよな~って思う。
上手に話せる話せないはともかく、韓国の人たちの英語の理解率はかなり高い。
もちろん分からない人も多いんだけど、この日集まって来てくれてた方々は得意な人が多いみたいだった。
そしてラストNON-STOP!
「いいじゃん!」の部分を、「ケンチャッナ!(大丈夫!)」に変えてみた。
韓国ver. だ。
いやいや、みんなゆーてくれてるやん!!!
ナオキ、はっぴぃぃぃぃぃぃ~!!!!!!!!!!
最高の 出た。
そしてアンコール。
この曲しかないという曲をやった。
「SKYSCAPE」
― つながっている ―
”遠く離れていても、つながっている”
ただ単にそんなつもりで書いた言葉。
それが今までとはまた違った意味を持って新たに動き始めたな・・・そんな気がした。
音楽を通せば、国も歴史も言葉も超えてつながることが出来る。
照れくさいけど、本当にそう感じたのだから仕方がない。
心のどっか、深ーいところがあたたかくなった。
予断だが、MCの時ハングルを話すと会場がシーンとなってよく不安になってしまうことがあった。
通じてない??
なんかまずいこと言った??
そんな風に思って不安になったんだけど、原因が分かった。
全部通じていたのだ。
ただ
「来てくれてありがとう!!」
とか
「今日は楽しんでいってね!」
とかで俺の話が終わるから、次を聞こうとして待ってただけだったよーなのである。
日本語でなら、「・・・というわけでナンタラカンタラ」とか話を始められるんだけど、そんなのハングルではリームー。
到底無理。
だから シーン。
そりゃそーだ。
しかも慣れた言葉だけ やたら流暢だから、慣れてない文章がめちゃくちゃ違和感があるらしい。
「みんな楽しんでいってなー!よろしく!」
ってスラスラしゃべったあと、
「ワタシハ ツギの? コノキョキョクに?ヲ? ウタイマス ト オモイマス デス」
になるのだ。
途中、
英語でいいよー
って声をかけてくれたり・・・
あったかいのぉ~
ソウル、サランヘヨ~
こうしてソウルでの、いや海外での初のワンマンライブが終わった。