情熱のシンガーソングライター「加藤直樹」

熱い情熱がほとばしる、大型シンガーソングライター。圧倒的な迫力で迫るぞ。

(6月ソウル)ツアー5日目。韓国初ワンマン@A-zeet!!<其の参>

誰やねん、このオッサン???

・・・と思ったアナタ!

コラ、コラ、コラ、コラ!

この方はソウルの人なら誰でも知ってる、コメディアン兼、俳優兼、タレント兼、小説家の「チャン・グーリー」さん。
日本で行ったら・・・ミヤネさんぐらいか?

・・・俺も知らんかったんやけど。

A-zeetのオーナーKimさんの親友だということで特別にMCとして来てくださったのだ!!

実際この方が出ていくと会場がどよめいていた。

冴えわたっている・・・であろう話術!!
そして、湧きおこる大爆笑!!!!

すっげえー、この人。
会場のお客さんたち、かなり驚いてたみたい。

つーわけで、まずはイくんの演奏。
高校生とは思えない素晴らしい演奏!!

結構緊張していたみたいだったけど、すげーテクニックで会場を盛り上げてくれた!

繊細な音色、正確なリズム。

ハードル上がるやんけ、ワ~レ~

そんな気分になった。

映像はまた後日。

さーいよいよ本番だ。

お客さんは30人ぐらいか?

よーも、こんなわけのわからん日本人のために、こんなに集まってくれたよなぁ。。。。。
Kimさん、Duck、本当にありがとう。

ちょっとジーンとなるも、そんなことゆーてる場合ではない。
本番なのだ。
演奏で恩返しするのだ!

セットリストはこんなん。

1.手錠
2.FREE
3.JUVENILE
4.オジャパメン
5.エンレン
6.リビドー
7.鈴木くん
8.名前
9.NON-STOP!
アンコール
10.SKYSCAPE

一曲目手錠では喉の様子を見ながらおそるおそる・・・

とかやるかーボケー!!

最初から全力じゃ!
フルスロットル。

そもそも綺麗に歌い上げるつもりなどないのだ!

言葉もつたわらないんだから、言葉を超えて記憶に残る演奏をするしかないのだ!

とはいうもののヤハリ状態はイマイチ。
だが、次第にあったまってきた。

2曲歌い終えて、MC。

ワジュショソ、カムサハンニダ!(来てくれてありがとう!)
<ショソが言いにくい・・・>

オヌル、チュルギゴ ジュセヨ!(今日は楽しんでってね!)
<チュルギゴが言いにくい・・・>

ただ、おっ
上手く伝わってるよーだ。

ちょこちょことMCを挟みつつ、ステージは進む。

オジャパメンはやはりみんな知ってる有名な曲みたいだ。
よろこんでくれてた。

エンレンからは立ち上がって歌った。
その方が、・・・なんか大きく、そして伝わるように歌える気がしたから。

リビドー、鈴木くんでは手拍子も起こる。
嬉しいよね。こりゃ。

「名前」のストーリーは少し英語で説明。
みんな英語を全部分かってくれてるようだ。

ここらへん、凄いよな~って思う。
上手に話せる話せないはともかく、韓国の人たちの英語の理解率はかなり高い。
もちろん分からない人も多いんだけど、この日集まって来てくれてた方々は得意な人が多いみたいだった。

そしてラストNON-STOP!
「いいじゃん!」の部分を、「ケンチャッナ!(大丈夫!)」に変えてみた。
韓国ver. だ。

いやいや、みんなゆーてくれてるやん!!!

ナオキ、はっぴぃぃぃぃぃぃ~!!!!!!!!!!

最高の 出た。

そしてアンコール。
この曲しかないという曲をやった。

「SKYSCAPE」

― つながっている ―

”遠く離れていても、つながっている”

ただ単にそんなつもりで書いた言葉。

それが今までとはまた違った意味を持って新たに動き始めたな・・・そんな気がした。

音楽を通せば、国も歴史も言葉も超えてつながることが出来る。

照れくさいけど、本当にそう感じたのだから仕方がない。
心のどっか、深ーいところがあたたかくなった。

予断だが、MCの時ハングルを話すと会場がシーンとなってよく不安になってしまうことがあった。

通じてない??
なんかまずいこと言った??

そんな風に思って不安になったんだけど、原因が分かった。

全部通じていたのだ。

ただ
「来てくれてありがとう!!」
とか
「今日は楽しんでいってね!」
とかで俺の話が終わるから、次を聞こうとして待ってただけだったよーなのである。

日本語でなら、「・・・というわけでナンタラカンタラ」とか話を始められるんだけど、そんなのハングルではリームー。
到底無理。

だから シーン。
そりゃそーだ。

しかも慣れた言葉だけ やたら流暢だから、慣れてない文章がめちゃくちゃ違和感があるらしい。

「みんな楽しんでいってなー!よろしく!」
ってスラスラしゃべったあと、
「ワタシハ ツギの? コノキョキョクに?ヲ? ウタイマス ト オモイマス デス」

になるのだ。

途中、

英語でいいよー

って声をかけてくれたり・・・
あったかいのぉ~

ソウル、サランヘヨ~

こうしてソウルでの、いや海外での初のワンマンライブが終わった。

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