情熱のシンガーソングライター「加藤直樹」

熱い情熱がほとばしる、大型シンガーソングライター。圧倒的な迫力で迫るぞ。

弘大のストリートみる。

ライブ後、飯を喰らおうと田中くんと弘大の町をうろついていると、公園に人だかりが。

ストリートライブだ。

なんかテレビ局がきてる。

ちょうどMCの途中だったのだが、その盛り上がりが凄い!
ノリが違うのだ!
ギャラリーの一体感っつーか、積極性っつーか。

日本だったらちょっとした恥じらいとかがあって、笑うにしても

「うふふ」
だったり
「にやり」
だったりするやんか。

それがココでは

「あっひゃっひゃっひゃ!!!」
とか
「どわっはっははっは!!」

なイメージなのだ!

分っかるかな~このイメージ。

とにかく壁がないというか、枠がないというか、変に大人じゃないというか、ラテン系というか。
陸続きの国の強さというか。

うーん、好きだ。

ライブ自体のクオリティーもめちゃくちゃ高い。
ギターボーカルにベース、そしてパーカッション軍団(笑)←やたら多かったん、という編成だったのだが、とにかくスバラシイ。

ボーカルの人は見た目は「おにぎりが好きそうな、秋田出身のイガグリくん(!?)」という感じのルックスだったのだが、歌声は秦基弘!
ハングル分からない俺の心にもビンビン響く。

良いもん見せてもらいました。
いつか俺はここできっと歌います。
良い目標が出来ました!

その後、興奮冷めやらぬまま飯屋を探して田中君と移動。
田中君に後光がさしてます。

あ、ちなみにこのお店で食べたんじゃないけどね。てへ。

いっこ前のブログのような肉が出てきます。
たぶん地元の方しかこない。

深夜工事の現場に白いシートがかけられ照明に照らされていた。
あたかも写真スタジオのようだったのでポーズをとって遊んでいたところ(←なにしとんねん)、酔っ払いのおっちゃんがわらわらやってきて、「今から演奏するのか!?」と話しかけてきた。

いやいや。
どんだけ人懐こいねん(笑)

ばいばーい。

つづく。

続・弘大で道場破る。

ようやく辿り着いたRolling Hall。
広い。

キャパは座りで300以上かな。
さすがホール。
先程のトラブルもなんのその。
テンションばり上がり↑↑

オーナーさんがにこやかに挨拶してくれるがハングルおんりー。

「大変でしたね~」
「いやー、大変でした。遅れてホントにスンマセン~。」

みたいなことを笑顔で会話・・・しているつもり。
ちなみに会話内容は全部想像。

言葉じゃないよ。

笑顔だけ(笑)

無言でふたり笑顔を交わし続けていると、コーヒーとか水とか出してくれ、トラブルで疲弊した俺を気遣ってくれる。
嬉しいねぇ。

ひとり少しだけ英語が話せるスタッフが現れて、ちょこちょこ通訳してくれた。
この人がいなかったらホントやばかった。。。

しかしながら、PAさんにはまったく言葉が通じない。

しゃーない。

幕が上がる。
そこそこお客さんは入っている。

ハングルと英語でMC。
開き直って2曲演奏する
「今夜は特別にCDを先着3名様までプレゼントします。」
というとにわかに歓声があがった。

・・・で、控室から客席に出てくると人だかり。
CDを求めて出待ちしてくれていたのだ。

ナオキはっぴ~!!!

結局CDが足りず、DVDも何枚かつけてじゃんけん大会が始まった。

「かい、ばい、ぼっ!」
韓国語のじゃんけんだ。

CDもらえなかった人たちごめんね~

その後、オーナーさんにご挨拶。
またまためっちゃ笑顔。
気に入ってくれたらしい。

次回はもう少しハングル勉強してくると約束した。

そして急いで次の会場に移動。
今日はダブルヘッダーなのだ。

ところが・・・

少し歩いたらつくはずの会場になかなかたどり着かない。
だんだん道は寂しくなる。

こりゃ、完全に迷った・・・。

人に道を尋ねようとしても、なかなか英語話せる人がいない。
不安な気持ちがつのる。
出演時間も迫る。

横断歩道待ちの学生らしき人にたずねた。

「Where am I ?」

地図を見せるとしばらく悩んで・・・あっ、ここです!
既に地図が表示してる範囲を超えてるみたいだ。
エラい歩いたもんなー。

事情を説明すると、急いでいるにもかかわらず、タクシーの運転手さんに行き先を説明してくれた。

「カムサハムニダー(ありがとうー)!!」

走り出すタクシーから握手をしながら、精一杯お礼をいった。

あったかい人だった。

そして到着。
JAMMER’Sだ。

福岡で言うと、プレアデスを大きくしたような雰囲気かな。

俺の後で演奏していたバンド。
めちゃくちゃ良かった!
レベル高け~!!

昨日から感じてることなんだけど、韓国の歌い手さんはみんなレベルが高いのよ。
やさしいっていうか、甘いっていうか、なんか心に染みてくる。

店長さんとツーショット。
PAもかねてらっしゃいます。

あなたの声はやさしくて深い、って。
気に入ってくれたみたいだ。

また必ず来ますと約束して店を後にした。

JAMMER’Sに応援に来てくれた田中くんがライブのビデオをとってくれた。
ありがたや。ありがたや。

ライブ映像「手錠」@jammer’s

ライブ映像「名前」@jammer’s

やっぱ生はいいですね!って。
でしょーが(笑)
彼はyoutubeの映像で予習してくれてたみたいでした。

つーわけでライブ後はまた肉を喰らう。

肉屋さん直営。
完全セルフサービス。
田中君と次回の作戦をたてつつ、夜は更けていった。。。。

めちゃめちゃ喰って3000円ぐらい。
韓国サイコーだ。

「アンニョン イ ケセヨー」
屋台のおばちゃんにまた挨拶してホテルへ戻った。

あー今日もいろいろあったなぁ・・・・

つづく。

とらぶる。

ハングルたいへんだ。

地図も標識もほぼ読めない状態なので、「どこどこ駅で降りて、何番出口から出て、大きな道沿いにまっすぐ何メートルぐらい進む。」そんなことまで記憶してライブ会場へ向かわなければならない。

幸い天性の動物的な勘によって、たとえ時間はかかったとしても、致命的な状態には陥らずに済んできたが、今日はちがう。

「18:30分に会場に到着していなければならない。」

という高度な制約がある。

なんかトラブったらすぐに30分ぐらい過ぎてしまうのだ。
いつになく緊張。

「地下鉄を弘大前のひとつ手前の新村(シンチョン)で下車。八番出口から大通沿いを3分ほど歩いたところにある農協の隣のビル」
が会場。
その情報を信じて進む。

「あれ!?こんなに歩くかな?」と不安になってきたところで綺麗なビルがあらわれる。
漢字が書いてなくてハングルのみ。
手掛かりを捜すとアルファベットで”ノンヒョン”みたいなこと書いてある。

多分コレが農協や!!!

よしこの先だ。

・・・あった。

「Rolling Stones」


まさに。

18:20。さすが俺。
地下におりて、店の方らしき方に「アンニョンハセヨ」。

すると
「誰やねんオマエ!?」的なリアクション。

え~(汗)

きっと上の人から連絡が来てないだけかな。

「俺は加藤直樹。キミは聞いていないだろうけど、俺は今日ここで歌うことになっているんだ。よろしくな。」
と、握手などしてみる。

「え、このライブハウスでですか?聞いてませんよ。」
的な雰囲気の答えが返ってくる。

「まー、ちょっとハングル話せる人に連絡してみるからちょっと待ってよ。」とチェさんに電話。
今日はチェさんはお仕事なのだ。

「チェさーん、こんなんゆーてる~。ちょっと話してみて。」
と店に人に電話で話してもらう。

まー、なんとかなるだろう・・・と、たかをくくりのんびりしているとチェさんから連絡が。

「違うライブハウスです。」

えっ?

「今日歌う場所はそこは違うです。」

なにぉ!?

「Rolling Stones ではなくRolling Hall です。」

○x△♨!!

「すぐにタクシーに乗って下さいー!」

おぉぉぉ~きたー!!トラブルぅ~!!

どうやらネットで調べた会場に電話をかけてブッキングしたが、ホールの「名前」も「地図」もまちがってたらしいのだ。
正しいのは電話番号だけ。

要は、Rolling Hallに電話して、Rolling Stonesのつもりでブッキングしたということなの。

タクシーがなかなかつかまらない。
めちゃくちゃ飛ばして通り過ぎていく。
乗車拒否されまくる。

ムカつく~~!!!!!!
なんだよこの国!
ええ加減にしてくれ!!

・・・と次第に追い詰められていく。

なんとか捕まえたタクシーに飛び乗り、チェさんに聞いたRolling Hallの電話番号をダイヤル。
オーナーから運転手さんに道順を説明してもらうのだ。

なんか運転手さんは
「あー、どこだそれ?」
「なんかよくわかんねーよ!!」
「あーそこね。」
「えー、どこで曲がるってぇ!?」

みたいなことを言っていた(想像)

電話が終わってギューン。
すごいスピードで車が走り出す。

映画かて!!

あっちゅーま。
会場到着。やるな運ちゃん。

やっとこさ会場Rolling Hallに無事に到着。

ふぅ・・・。

さぁ頑張るぞ。

つづく

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