弘大のストリートみる。
3月 9, 2011 弘大のストリートみる。 はコメントを受け付けていません
ライブ後、飯を喰らおうと田中くんと弘大の町をうろついていると、公園に人だかりが。
ストリートライブだ。
なんかテレビ局がきてる。
ちょうどMCの途中だったのだが、その盛り上がりが凄い!
ノリが違うのだ!
ギャラリーの一体感っつーか、積極性っつーか。
日本だったらちょっとした恥じらいとかがあって、笑うにしても
「うふふ」
だったり
「にやり」
だったりするやんか。
それがココでは
「あっひゃっひゃっひゃ!!!」
とか
「どわっはっははっは!!」
なイメージなのだ!
分っかるかな~このイメージ。
とにかく壁がないというか、枠がないというか、変に大人じゃないというか、ラテン系というか。
陸続きの国の強さというか。
うーん、好きだ。
ライブ自体のクオリティーもめちゃくちゃ高い。
ギターボーカルにベース、そしてパーカッション軍団(笑)←やたら多かったん、という編成だったのだが、とにかくスバラシイ。
ボーカルの人は見た目は「おにぎりが好きそうな、秋田出身のイガグリくん(!?)」という感じのルックスだったのだが、歌声は秦基弘!
ハングル分からない俺の心にもビンビン響く。
良いもん見せてもらいました。
いつか俺はここできっと歌います。
良い目標が出来ました!
その後、興奮冷めやらぬまま飯屋を探して田中君と移動。
田中君に後光がさしてます。
あ、ちなみにこのお店で食べたんじゃないけどね。てへ。
いっこ前のブログのような肉が出てきます。
たぶん地元の方しかこない。
深夜工事の現場に白いシートがかけられ照明に照らされていた。
あたかも写真スタジオのようだったのでポーズをとって遊んでいたところ(←なにしとんねん)、酔っ払いのおっちゃんがわらわらやってきて、「今から演奏するのか!?」と話しかけてきた。
いやいや。
どんだけ人懐こいねん(笑)
ばいばーい。
つづく。
続・弘大で道場破る。
3月 9, 2011 続・弘大で道場破る。 はコメントを受け付けていません
ようやく辿り着いたRolling Hall。
広い。
キャパは座りで300以上かな。
さすがホール。
先程のトラブルもなんのその。
テンションばり上がり↑↑
オーナーさんがにこやかに挨拶してくれるがハングルおんりー。
「大変でしたね~」
「いやー、大変でした。遅れてホントにスンマセン~。」
みたいなことを笑顔で会話・・・しているつもり。
ちなみに会話内容は全部想像。
言葉じゃないよ。
笑顔だけ(笑)
無言でふたり笑顔を交わし続けていると、コーヒーとか水とか出してくれ、トラブルで疲弊した俺を気遣ってくれる。
嬉しいねぇ。
ひとり少しだけ英語が話せるスタッフが現れて、ちょこちょこ通訳してくれた。
この人がいなかったらホントやばかった。。。
しかしながら、PAさんにはまったく言葉が通じない。
しゃーない。
幕が上がる。
そこそこお客さんは入っている。
ハングルと英語でMC。
開き直って2曲演奏する
「今夜は特別にCDを先着3名様までプレゼントします。」
というとにわかに歓声があがった。
・・・で、控室から客席に出てくると人だかり。
CDを求めて出待ちしてくれていたのだ。
ナオキはっぴ~!!!
結局CDが足りず、DVDも何枚かつけてじゃんけん大会が始まった。
「かい、ばい、ぼっ!」
韓国語のじゃんけんだ。
CDもらえなかった人たちごめんね~
その後、オーナーさんにご挨拶。
またまためっちゃ笑顔。
気に入ってくれたらしい。
次回はもう少しハングル勉強してくると約束した。
そして急いで次の会場に移動。
今日はダブルヘッダーなのだ。
ところが・・・
少し歩いたらつくはずの会場になかなかたどり着かない。
だんだん道は寂しくなる。
こりゃ、完全に迷った・・・。
人に道を尋ねようとしても、なかなか英語話せる人がいない。
不安な気持ちがつのる。
出演時間も迫る。
横断歩道待ちの学生らしき人にたずねた。
「Where am I ?」
地図を見せるとしばらく悩んで・・・あっ、ここです!
既に地図が表示してる範囲を超えてるみたいだ。
エラい歩いたもんなー。
事情を説明すると、急いでいるにもかかわらず、タクシーの運転手さんに行き先を説明してくれた。
「カムサハムニダー(ありがとうー)!!」
走り出すタクシーから握手をしながら、精一杯お礼をいった。
あったかい人だった。
そして到着。
JAMMER’Sだ。
福岡で言うと、プレアデスを大きくしたような雰囲気かな。
俺の後で演奏していたバンド。
めちゃくちゃ良かった!
レベル高け~!!
昨日から感じてることなんだけど、韓国の歌い手さんはみんなレベルが高いのよ。
やさしいっていうか、甘いっていうか、なんか心に染みてくる。
店長さんとツーショット。
PAもかねてらっしゃいます。
あなたの声はやさしくて深い、って。
気に入ってくれたみたいだ。
また必ず来ますと約束して店を後にした。
JAMMER’Sに応援に来てくれた田中くんがライブのビデオをとってくれた。
ありがたや。ありがたや。
ライブ映像「手錠」@jammer’s
ライブ映像「名前」@jammer’s
やっぱ生はいいですね!って。
でしょーが(笑)
彼はyoutubeの映像で予習してくれてたみたいでした。
つーわけでライブ後はまた肉を喰らう。
肉屋さん直営。
完全セルフサービス。
田中君と次回の作戦をたてつつ、夜は更けていった。。。。
めちゃめちゃ喰って3000円ぐらい。
韓国サイコーだ。
「アンニョン イ ケセヨー」
屋台のおばちゃんにまた挨拶してホテルへ戻った。
あー今日もいろいろあったなぁ・・・・
つづく。
とらぶる。
3月 9, 2011 とらぶる。 はコメントを受け付けていません
ハングルたいへんだ。
地図も標識もほぼ読めない状態なので、「どこどこ駅で降りて、何番出口から出て、大きな道沿いにまっすぐ何メートルぐらい進む。」そんなことまで記憶してライブ会場へ向かわなければならない。
幸い天性の動物的な勘によって、たとえ時間はかかったとしても、致命的な状態には陥らずに済んできたが、今日はちがう。
「18:30分に会場に到着していなければならない。」
という高度な制約がある。
なんかトラブったらすぐに30分ぐらい過ぎてしまうのだ。
いつになく緊張。
「地下鉄を弘大前のひとつ手前の新村(シンチョン)で下車。八番出口から大通沿いを3分ほど歩いたところにある農協の隣のビル」
が会場。
その情報を信じて進む。
「あれ!?こんなに歩くかな?」と不安になってきたところで綺麗なビルがあらわれる。
漢字が書いてなくてハングルのみ。
手掛かりを捜すとアルファベットで”ノンヒョン”みたいなこと書いてある。
多分コレが農協や!!!
よしこの先だ。
・・・あった。
「Rolling Stones」
まさに。
18:20。さすが俺。
地下におりて、店の方らしき方に「アンニョンハセヨ」。
すると
「誰やねんオマエ!?」的なリアクション。
え~(汗)
きっと上の人から連絡が来てないだけかな。
「俺は加藤直樹。キミは聞いていないだろうけど、俺は今日ここで歌うことになっているんだ。よろしくな。」
と、握手などしてみる。
「え、このライブハウスでですか?聞いてませんよ。」
的な雰囲気の答えが返ってくる。
「まー、ちょっとハングル話せる人に連絡してみるからちょっと待ってよ。」とチェさんに電話。
今日はチェさんはお仕事なのだ。
「チェさーん、こんなんゆーてる~。ちょっと話してみて。」
と店に人に電話で話してもらう。
まー、なんとかなるだろう・・・と、たかをくくりのんびりしているとチェさんから連絡が。
「違うライブハウスです。」
えっ?
「今日歌う場所はそこは違うです。」
なにぉ!?
「Rolling Stones ではなくRolling Hall です。」
○x△♨!!
「すぐにタクシーに乗って下さいー!」
おぉぉぉ~きたー!!トラブルぅ~!!
どうやらネットで調べた会場に電話をかけてブッキングしたが、ホールの「名前」も「地図」もまちがってたらしいのだ。
正しいのは電話番号だけ。
要は、Rolling Hallに電話して、Rolling Stonesのつもりでブッキングしたということなの。
タクシーがなかなかつかまらない。
めちゃくちゃ飛ばして通り過ぎていく。
乗車拒否されまくる。
ムカつく~~!!!!!!
なんだよこの国!
ええ加減にしてくれ!!
・・・と次第に追い詰められていく。
なんとか捕まえたタクシーに飛び乗り、チェさんに聞いたRolling Hallの電話番号をダイヤル。
オーナーから運転手さんに道順を説明してもらうのだ。
なんか運転手さんは
「あー、どこだそれ?」
「なんかよくわかんねーよ!!」
「あーそこね。」
「えー、どこで曲がるってぇ!?」
みたいなことを言っていた(想像)
電話が終わってギューン。
すごいスピードで車が走り出す。
映画かて!!
あっちゅーま。
会場到着。やるな運ちゃん。
やっとこさ会場Rolling Hallに無事に到着。
ふぅ・・・。
さぁ頑張るぞ。
つづく